短歌誌[sai]、第2号。






vol.02 特集・からだからでるもの


●特集 からだからでるもの

 ○巻頭競詠
玲 はる名「雪のサイレン」…p.04
盛田志保子「ゆめおち」…p.10
岸野亜紗子「おがくづ」…p.14

 ○掌 編
石川美南「身体から出たものと父方の祖母について、二話」…p.18

 ○詩
今橋愛「ねこ」「井上」…p.21

 ○短歌二十首
石川美南「もる」…p.28
今橋愛「からだからでるもの」…p.30
生沼義朗「クラクション」…p.34
黒瀬珂瀾「デモの子供たち」…p.36
高島裕「蒼き誤謬」…p.38

 ○評 論
高島裕「涙・糞尿・詩歌」…p.40
黒瀬珂瀾「全円が影となるとき―春日井建におけるHIVのイメージ―(1)」…p.44

 ○紹 介
盛田志保子「『セクシャル・イーティング』について、おもうこと。」…p.50


●特集2 [sai]歌合

 ○鈴木暁世「がっつり、遊ぶ。―[sai]歌合報告ノート―」…p.52

 ○[sai]歌合2005 完全収録バージョン
   ゆりかもめ × チーム赤猫 河原町四番勝負…p.54

     第一番勝負・パパイヤ  光森裕樹(ゲスト)×石川美南
     第二番勝負・たんす   生沼義朗×今橋 愛
     第三番勝負・半島    玲はる名×黒瀬珂瀾
     第四番勝負・姉      高島 裕×土岐友浩(ゲスト)
     判者 東郷雄二(ゲスト)
     協力 京大短歌

 ○特別寄稿
東郷雄二「[sai]歌合始末記」…p.82


●小特集 高島裕『薄明薄暮集』

岸野亜紗子「高島裕『薄明薄暮集』―生まれたままの」…p.88
黒瀬珂瀾「消えない自我のため―高島裕『薄明薄暮集』評」…p.90


●相互評
玲はる名「都市と歌人―黒瀬珂瀾『街角の歌』」…p.92
鈴木暁世「矢野目源一が「少年」だったころ―『揺籃』をめぐって」…p.92
今橋愛「うつくしい小さな箱―夜灯集のこと―」…p.93


[sai] vol.2  参加メンバー紹介…p.94
編集後記…p.96


vol.2 2009年1月10日
A5版・本文96ページ
頒価 800円(税込み)
ISSN 1880-5183
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vol.2ゲスト 東郷雄二・土岐友浩・光森裕樹
装画 nakaban (きりん果)










○1979年兵庫県生まれ、東京都在住。第54回角川短歌賞受賞。所属なし。http://www.goranno-sponsor.com/



○京都大学教授、専門はフランス語学・言語学。コトバの海の放浪者。『独学の技術』(ちくま新書)、『打たれ強くなるための読書術』(ちくま新書)。




◆ 編集より ◆

今号の特集は「からだからでるもの」。私たちは、日々さまざまなものを身体に入れたり出したりして、生きている。病気の時は息をするのも困難である。身体がもっとも意識されるのが、何かが自分のなかに入ってくるとき、そして出ていくときなのではないだろうか。
 メンバー達が創作した作品に出てくる「からだからでるもの」は、排泄物、血液、涙、汗、髪の毛、嬰児といった存在感のあるものから、声、言葉、さらには夢や感情、まぼろしなど目に見えないものまでさまざまである。

 特集2は、[sai]歌合せ完全収録。遊びとか親睦とか忘れてる。ギャラリーの存在も忘れてる。闘いだ、と思った。(――「がっつり、遊ぶ。 [sai]歌合報告ノート」)


鈴木暁世

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