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2007年08月29日

どさっと現代短歌大系

★『現代短歌大系』がね、安かったからね、ついうっかりね、買っちゃってね、どさっと届いてね、どうすんだよこれ。三一書房のじゃなくて、河出書房のやつね。

      r ‐、
      | ○ |         r‐‐、
     _,;ト - イ、      ∧l☆│∧  
    (⌒`    ⌒ヽ   /,、,,ト.-イ/,、 l  
    |ヽ  ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒) 
   │ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~  /
   │  〉    |│  |`ー^ー― r' | 
   │ /───| |  |/ |  l  ト、 |
   |  irー-、 ー ,} |    /     i
   | /   `X´ ヽ   /   入   |

    良い子の諸君!
     いくら安かったからといって、
    斎藤茂吉全集全56巻とか、うっかり買っちゃダメだぞ!

 まあそれはそれとして、この河出版『現代短歌大系』、第10巻「近代期第6」だけは持ってた。この巻は渡辺順三編で、近代からの口語短歌、プロレタリア短歌の一大アンソロジーになっている。たぶん、この本でしか読めない歌人とかも多いはず。武政杜郎の歌集『堂坊主の歌』なんて見たことない。他にもこの大系は、編者に窪川鶴次郎とか入ってたりして、やや左っぽいような。まあ、時代といえば時代。

★校了ぎちぎちの原稿を必死で送信。はああああ。夕食に素麺食べすぎて苦しくなって寝落ち。

★エロスパムメールの差出人が「きこうでんみさ」。なんというか複雑というか栄枯盛衰って感じというか盛ってたのかな。

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2007年08月28日

白の会 長月吟行会のご案内

 どなたでも参加いただける超結社歌会・白の会にて9月末日、吟行会を行います。夏目漱石や永井荷風、竹久夢二、ジョン万次郎ら各界の著名人の墓がならぶ「雑司が谷霊園」。秋の一日を陰鬱に過ごす、ステキな吟行です。当日飛び入り参加でもいいですけれど、迷子になると悲しいので、一応参加表明しておいてください。

白の会 長月吟行会〜雑司が谷お墓めぐりの巻〜
 日時:2007年9月30日 午後12時半から5時半まで
 場所:雑司が谷霊園 および 大塚公園集会所
  午後12時半に都電荒川線・雑司が谷駅にお集まりください。
   (JR大塚駅から都電荒川線に乗り換え、2駅
    地下鉄有楽町線東池袋駅より徒歩5分)

・人数が揃ったところで散策に移ります。霊園管理事務所で「お墓マップ」(寄付100円)を受け取り、ぐるぐるお墓を探し歩いて、歌を詠んでください。
・集合時間に間に合わない人は前もってお知らせくだされば、黒瀬の携帯番号などをお教えします。まあ、適当に霊園をうろうろしてれば誰かに会うと思うけど。
・午後3時に解散地点に集合。そのまま歌会会場である大塚公園集会所まで移動します。地下鉄で池袋経由かな。
・詠んだ歌を詠草一覧にまとめて、午後3時半ころに歌会開始予定。何首提出しても良いけど、あんまり墓地から離れた歌はダメよ。ここから飛び入り参加も可なので、その場合は墓地っぽい歌をご持参ください。ぼちぼち。
・午後5時半に歌会終了。その後は適当にどっか飲みにでも行くですかね。ここからの参加も可(笑)。墓地から幽霊の一人や二人はついてくると思います。

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現代歌人協会公開講座のご案内

第5回 河野裕子氏に聞く/戦後生まれ女性歌人の出発点
     聞き手:米川千嘉子・黒瀬珂瀾
     司 会:穂村 弘

会 場: 神田一ツ橋・学士会館(地下鉄神保町下車すぐ)     
日 時: 9月19日(水) 午後6時〜8時     
聴講料: 1回 1500円

まだ空席あるかなー? 興味のある方は下記にまでお問い合わせください。サイトはこちら

〒170-0003  東京都豊島区駒込 1-35-4-502
  現代歌人協会事務局 公開講座係
    TEL 03-3942-1287
    FAX 03-3942-1289

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2007年08月27日

西村寿行死去


★西村寿行の訃報を聞いて、なんとなく寂しい。高校生の頃、かなり読んだ記憶がある。初めて読んだのは『晩秋(おそあき)の陽の炎ゆ』という小説で、けっこうキツかった。その後何冊か読むに連れて、この人は人間を愛せない人、というか動物しか愛せない人だんだなと思った。その孤独感と艶めかしさに妙に魅せられたのも事実だ。でも、こういったタイプの作家は、死後になかなか作品が残らないよねえ。
 上に挙げたのは動物ものとは違うけど代表作。高倉健主演で映画化され、文革後の中国で初めて公開された日本映画となり、大ヒットしたとか。お上にたて突くヒーローってのは、どの時代でも必要なんだねえ。

★9月19日に現代歌人協会の公開講座があって、河野裕子さんにインタビューするもんだから、ここんとこずっと河野さんの本を読んでる。ボリュームあんのよこれが。

★今週は素麺で乗りきる予定。サイデンステッカーさんもお亡くなりになったんですね。

8月25日の日記はこちら

投稿者 Karan : 00:59 | トラックバック

2007年08月26日

「歌壇」9月号 甲府いてきた

★告知し忘れ。現在発売中の「歌壇」9月号に特別作品として短歌「呼気吸気」33首を寄稿しています。歌数のわりにはさらっと読めるので、ぜひ手にお取りください。

★かいじ号新宿発甲府行。調査の為の遠出とは言え、ちょっとした行楽気分。なぜか車中にロックでパンクな服装の女の子が目立つ。全員が大月駅で下車。窓から見たらホームが原宿の竹下通りみたいに。大月カオス。

★山梨県はどこ見ても風林火山ですが何か。

山梨県立文学館。おお、松山の子規記念館に匹敵するたいそうな建物ではないですか。展示されていたのは芥川龍之介の「文芸的な、余りに文芸的な」の草稿、その他。ここは芥川の草稿や蔵書など膨大な資料を所蔵している。学芸員のHさんに案内していただく。お話の中で、山崎方代の名前なども出る。ハニーは芥川の草稿の写真版を閲している。いずれ、旧蔵本も見せていただければいいのだけれど。岡千里など地域の歌人の展示、顕彰も行われていることに感心した。

★足を伸ばして湯村温泉郷に。寂れた物静かな一角。入り口に立派なホテルが建ってたので思わず立ち寄りそうになったが、そのまま突き進むと偶然、太宰治の宿として知られる「旅館明治」を見つけた。しかも入湯料が600円と安い。タオルもただで貸してくれた。大宰の小さな資料室もあったよ。

★タクシーで甲府駅に到着。運ちゃんに「この辺でおいしいホウトウ屋さんありますか?」と聞いたら、サービスで「小作」というお店に乗せてってくれた。農水省が農地政策の転換に踏み切ろうとしている昨今、実にふさわしい店名、というのはともかく、かぼちゃとか根菜とかたっぷりでおいしゅうございました。んで、最終のスーパーあずさ号で帰京。なぜだか満員で立ち。

★大月駅からさらに大量の乗客が見込まれるので、指定席の通路にまで詰めるようにと、車掌さんが車中を連絡して回る。そこで思わず一言。
「ラルクですか」
「ラルクです」
男の会話は短い。

★赤いハートのタオルとか巻いた女の子(from富士急ハイランド)でむせ返る。

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2007年08月25日

白の会葉月歌会 中村屋

★白の会葉月歌会。みんな夏休みで忙しいと思ったら結構人が。石川美南さんのうっかりメールにより題詠のお題が「?」に。記号の「?」を1首の中に入れるという前代未聞の。言い出しっぺの石川さんが「?マーク審議官」として活躍。

★角川9月号を見せてもらう。河野美砂子さんの先月歌評に悶絶する。

★その後、新宿にてハニーと合流。義母に贈るブラウスなどの買い物に付き合う。丸井とかをめぐるたびに、オレ様のファッションセンスはもうだめなのかな、と思う。

★前から入りたかった中村屋本店に入る。インドカリー。日本のカレーって辛い系と酸っぱい系に大別できるような気がするけどどうなんですか? それはそうとボースが好きな日本人ってまだ結構いるのかな。あと、中村屋のボースとチャンドラ・ボースを一緒にしてる人って多そうな気配。

  精霊に身を委ねゆくうれしさよチャンドラ・ボースはたまたペタン

『黒耀宮』より。中村屋とは違うのよ。

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2007年08月23日

六千万個の風鈴

★八重洲ブックセンターに行ったら、「中丸薫と闇の権力者とユダヤ」というコーナーがあった。
 コノクニオワタ\(^o^)/ と思った。

★短歌研究新人賞受賞作の吉岡太朗「六千万個の風鈴」について一言。たぶん作者は、アニメオタやゲームファンと言うより、ストイックなSF読みの人のように思う。それも、ティプトリーJrとか、ジョン・ヴァーリィーとか、グレッグ・イーガン(『ディアスポラ』サイコー)みたいなタイプの作家が好きなんじゃないかと。と、いうのは一読者の勝手な感想なのでまあどうでもいい。SFだからといって、安易に井辻朱美の作品と同等に論じると痛い目を見る気がする(そんな評言が今後ちょろちょろ出てくるように思うけど)。井辻の作品はあくまでも自己から遠い、遥かな地点への眼差しに根ざしていたけれど、それとは対照的に「六千万個の風鈴」は暗い。というより、作者の内面に沈潜してゆく精神性がある。それが僕には「魂のリアリズム」だと思えた。だから、くっだらない元ネタ探しなんてまったく意味がない。というより、そんなに固定した元ネタは無いんじゃないかなあ(選考会での佐佐木幸綱の発言がどうにも珍妙に思えたのは、僕だけじゃないだろうと思う)。だから、元ネタを知っていたほうがより面白い、という読み方も何か違う気がする。単純に、「今、現在」を生きる二十歳の青年の《現実の葛藤や苦しみ、孤独や焦り》、それらの中でも、単純な現代の言葉ではまだ追いつけない微妙な感覚を、SFの意匠に託しているんじゃないかな。だから、表層的なタームや設定ではなくて、その奥に込められた感情の方が、この作品の主なのだと思う。それがヴィヴィッドに表現できているから、年齢がはるかに上の選考委員たちにも受け入れられたのだろう。
 個人的に僕はこの一連を読んでわくわくしている。歌人それぞれにより表れ出てくる表層の姿がてんでばらばらとはいえ、ポスト・ニューウェーブ世代(吉岡氏を入れていいかどうか知んないけど)が一定の感覚を共有しているという確信をなんとなくつかんだからだ。これまで僕は、サブカルチャー的な表層(というよりオタク的な)の援用によりそれを解析してきたけれど、もしかしたら、もっと堂々と普遍的な感覚として表明していいように思えた。最近の個人的な見解は、「セカイ系」短歌なんてものは無かったし、東浩紀の論理では短歌は語れないんじゃないか、というところに落ち着きつつある。そういったことも含めて、「六千万個の風鈴」は僕にとっては刺激的だった。

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2007年08月13日

『永遠なるヒトラー』と「ガニメデ」40号

★来年には実家が建て直しなので、せっせと本の山を東京に移動中。段ボール開けるたびに昔の本を読みふけってしまって整理が進まねー。昨日出てきたのはラウシュニングの『永遠なるヒトラー』。なつかしー、たぶん中坊のころに買ったのでは。初版の都市出版版に結構な高値がついてるようだけど、年表と写真を追加した八幡書店版がやはりいい、とかいうかオタクは両方持ってないとダメですかそうですか(この年表と写真を手掛けたの、マイミクの方では?)。

月はのぼる紫紺の空に忘れねば忘れねばこそ思はずナチス 塚本邦雄
雪降れば吾が身白布(シーツ)に巻かれつつナチスよ美(は)し、と思ひ至りぬ 黒瀬珂瀾

表記曖昧ですが。まああれですよ、歌人はナチス好きなんじゃないの?

★詩歌文芸誌「ガニメデ」40号が出ました。特集は望月遊馬の小詩集「夢の澪を打て」。イーディス・シイットウェルの藤本真理子訳。天沢退二郎、片野晃司、小笠原鳥類、新井豊美、北川透、野村喜和夫、武田肇の諸氏をはじめとする豪華陣による詩作品。鳴海宥、沼谷香澄、川田茂、小塩卓哉、森本平ら諸氏による短歌作品。などなど合計400ページの盛りだくさんです。黒瀬は短歌作品「夏こそみどり」26首を寄稿しました。
 三月書房でも買えますが(定価2000円)、購読希望者は僕にご連絡くだされば送料込み1200円でお譲りします。

 さみどりのコインロッカーみどり児の揺れざる籠かまなつまひるま
              「夏こそみどり」より

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2007年08月12日

『ペンギン娘』2巻と初盆


★高橋てつや『ペンギン娘』2巻を持ってきたのだけれど、なんかビニール開けたらカバーが2枚重なってるんですよ。初版特典で特製カバーつきだったっけとか思ってよく見たら、おんなじカバーが2枚重なってるんですよ。ふにゃ?
 1巻よりパワーが増してますね主にエロ分が。それはそうとして萌え系マンガはどうにも媚びるような萌え絵や萌えシチュをうるさく思うことが多いけど、『ペンギン娘』はゴーイングマイウェイで突っ走ってる点が読んでて気持ちいい。一昔前のケンカ番長系少年マンガのハイテンションな匂いに満ちていて、こういう作品はたぶん今、大切なんだと思う。
 あと、新年俳句大会は読んでて悶絶しました。あと「あなおかし」ではなくて「あなをかし」だけど、それはまあ旧仮名記述が無理だったってことでいやらしいツッコミ。

★父と祖母の初盆に自分が仏壇の前に座って読経することになろうとは予想だにしなかった数年前。暑かったです。父から届いた一通だけの携帯メールをみんなに見せたら、叔父が泣いていた。

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2007年08月11日

帰郷と「岡井隆と初期未来」

★起床すると頭痛。寝冷えしたか。品川6:00始発のN700系「のぞみ99号」に乗ってみたかったけれど断念。午前中は薬飲んで寝込む。おかげで日中の一番混んでる時に大阪まで立ち通し。

★車中にて大辻隆弘『岡井隆と初期未来 若き歌人たちの肖像』を一気に読了。美しい本だ。いや、本音を言えば、美しすぎる本だ。この一冊を基本資料として新たに立論する作業は、僕には怖くて出来ない。それはそうとして、ある時代の熱い熱気というものは如実に描き尽されている。芸術として「歌」を詠む、その根本の力というものがどこから生まれるのか。それを問い直すためにも、戦後を知らない世代はよむべき一冊だろう。現実とフィクションのせめぎ合いがどう歌になるか、弱者を志向することとはどういうことか、いろいろと考えるべき点は多い。

蔘鶏湯(サムゲタン)という韓国料理をハニーと初めて食べた。薄味が好きなので嬉しい。一応、これって薬膳料理に入るのかな。チャングムの気分だな、こりゃ。テッチャン鍋も頼んだもんで、最後の方はフードファイターじみた光景に。

★「幻想の国アリス」というコンセプトレストラン?にも立ち寄る。6月に島田幸典さんと小黒世茂さんを連れこもうという暴挙をやらかしかけた店。その時は満員だったけど。まあ、アリスだかメイドさんだか。店内は豪華。ヨーグルトとパインジュースと何やらよく分からん青いリキュールを混ぜた「アリスの涙」というカクテルを飲んだら、頭の痛い味がした。また来ようと思う(オイ

★僕の手元にあるのは大辻さんが参照していたのと同じ『未来歌集』の第2版。Y女の作品をもう一度読み返してみた。それはそーと、新訳が出たジョイスの『若い芸術家の肖像』をハニーに勧められて読んだところだし、こりゃあ伊藤整の『若い詩人の肖像』も読まにゃいかんかね。

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2007年08月10日

サインシャツ? と「未来」8月号

★というわけでBSファン倶楽部ご覧くださった皆様、ありがとうございます。オレ様はまだ見ていません(泣)。んで、なぜか「黒瀬珂瀾サイン入りななみちゃんTシャツ」なるものを視聴者プレゼントとしてご用意いたしました。ご尊家に禍々しい気風を招く逸品です。応募者皆無で焼却処分の刑に処される可能性大ですので、吾と思わん方は「BSファン倶楽部」に参加して、ポイント稼いで応募してください。今後、いっそうのプレミアがまったく期待できません。

★「未来」8月号。新人特集に佐原みつる作品評「ラグという永遠」、須藤歩美作品評「箱庭からの祈り」、千坂麻緒作品評「無力の力」を寄稿。時評「一種の同人誌ですから」、および詠草5首掲載。そして「すべての風に死者の名が……」と題して、「未来」4月号の16首選を担当。

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2007年08月09日

いーま君の目にーいっーぱいの未来ー

★南の海をイメージしたジュエリーのパブを打つということで、商品タイトル案を訊かれて、脊髄反射で「ブルーウォーター」とか答えてしまった人生の汚点。いや、きちんとした落とし所に落ち着きましたにょ?

★「短歌21世紀」にて今月出る9月号より半年間、巻頭作品「短歌21世紀の七人」の批評を担当します。高島裕さんに引き続いてのお仕事です。

★桃園書房・司書房がいよいよ倒産ということで、もうすでに情報はかなり飛び交っていますが。 いろいろいろいろ要因はあるし、司もこれという作家を逃したり、かなり苦しい本でお茶を濁したりしてたけれど、うーん。 まあ、計画倒産みたいな性質もあるのかもなあ。 親会社になった不動産屋、最初から出版やる気ちゃんとあったのかな?  名物編集者のY田氏は曙に移ったとかどうとか。
さすがに『男娘の子HEAVEN』では持ち直せませんでしたか(オイ。マンガ関係のみならず、パズル作家さんとか釣りライターさんなど、かなり広い領域で影響が出ている様子。「ドルフィン」の全盛期を肌で知っている者としては淋しいかぎりだけど、これも仕方ないのか。単行本回収なのかな? 

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2007年08月08日

角川「短歌」「短歌往来」8月号 「一時間目、短歌」

現在発売中の角川書店「短歌」8月号に短歌作品「Gloria in excelsis Deo」14首を寄稿。タイトルを直訳すれば「いと高き処に神の栄光を」。意味不明の連作です。

現在発売中の「短歌往来」8月号に、短歌作品「高志の母」13首を寄稿。高志とは北陸のことです。

千葉聡さんのポブラビーチでの連載「一時間目、短歌」の最終回にて僕の歌を紹介していただきました。ありがとうございました。締めが僕というのも、なかなかに千葉さん、チャレンジャーです(笑

投稿者 Karan : 00:34 | トラックバック

2007年08月07日

「BSファン倶楽部」

えっと、告知が遅れましたが、「BSファン倶楽部」という番宣番組に出演しました。
http://www.nhk.or.jp/bsfc-blog/kokodake/
日本の夏の行事を眺めながら、短歌を詠むという企画です。京都の大文字焼き、阿波踊り、大曲の花火。

放送時間は下記のとおり

8月 8日 (水) 午前8:05〜午前8:15 BS2
8月 8日 (水) 午後2:20〜午後2:30 BS2

8月 9日 (木) 午前10:30〜午前10:40 BS2
8月 9日 (木) 午前11:50〜午後0:00 BS1
8月 9日 (木) 午後2:30〜午後2:40 BS2
8月 9日 (木) 午後7:50〜午後8:00 BShi

8月 10日 (金) 午後3:40〜午後3:50 BShi
8月 10日 (金) 午後5:50〜午後6:00 BS2
8月 10日 (金) 午後8:50〜午後9:00 BS2


http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/index.cgi

どうなっていることやら。お時間があればご覧ください。

それはそうとサイトでの一般参加者募集の文句が「カラン卿こと歌人・黒瀬珂瀾さんと一緒に短歌を作りませんか」になってて、うおっ、と思った。依頼時にはカラン卿とか一言も出なかったのだけれど。一般メディアに出るときは「カラン卿」というニックネーム?がお約束になりつつあるようなないような。あれですか、マスノ教祖とか笹師範とか、いわゆるひとつの。
まあ「歌人・黒瀬珂瀾さん」じゃ100人中100人が読めないけれど、「カラン卿こと歌人・黒瀬珂瀾さん」なら、とりあえず読みが解るというメリットが。
ともかく、産みの両親である(汗)(福)様ご両名には深く深く感謝。

んで、オレ様の家ではBSが見れないという悲劇。

投稿者 Karan : 10:05 | トラックバック

2007年08月06日

手塚大貴というJr.

ジャニーズジュニアに「手塚大貴」という少年が在籍している、ということになっている。

これにによると、 「3年B組金八先生」の第8シリーズに出演とか。

これにによると、「ThinK」というユニットを組み、上戸彩と恋仲が噂され、ドラマ「青春日記〜俺らが過ごした最高の時間〜」に主演、「ごくせん」の次回作にも出演予定…。

たとえば、Wikipediaでは、こういう記事が書かれていた。

手塚 大貴(てづか だいき、1991年12月27日 - )は、ジャニーズ事務所に所属するジャニーズJr.。兵庫県出身。血液型O型。
* 通称・愛称:Jrからは「大貴」。先輩のJr.などからは「大ちゃん」など。
* 橋本良亮と仲がよい。
* 好きなスポーツは、楽なスポーツ。
* チャームポイントは、切れ長の目と、175cmの長身。
* 好きなドラマは、「3年B組金八先生」である。
* コンサートなどでは観客のうちわが見えないほど視力が悪い。
* 尊敬する先輩は、生田斗真、亀梨和也、大倉忠義と妙に多い。
* 嫌いなことはダンス。とジャニーズらしからぬ発言もする。実際入所当時は「世界がひとつになるまで」の手話さえもまともに出来なかったが只今上達中。しかしまだまだ未熟なためTV出演はなし。
* NEWSの山下智久や小山慶一郎、ジャニーズJr.の生田斗真、森田美勇人、KAT-TUNの亀梨和也、J.J.Expressの伊野尾慧、橋本良亮、森本龍太郎、中島裕翔、Kis-My-Ft2の二階堂高嗣、玉森裕太らと仲が良く先輩受けも良い。特に橋本良亮とは一番の仲良し。Jr内での交友関係も広い。
* 高校への進学は多数のアイドルや俳優などが通う堀越学園高等部への推薦入学が有力とされる。
* ジャニーズJr.以外では柳楽優弥や前田公輝、内藤惟人、桜田通など同年代の俳優と仲が良い。
* AAAの大ファンで與真司郎とも深く親交があるが本人が尊敬するのはAAAの西島隆弘。
* 仲のいい芸能人が多い。

なぜ、「書かれていた」なのかというと、検証不能の記事としてどんどん記述が削られ、最終的には今週中にも完全削除される見込み。

じつは、手塚大貴というジュニアは存在しない、らしい。
ネット上に出ている「手塚大貴」という人格に関する情報は、すべて「妄想」だというのだ。

一個人の妄想から始まったのかもしれない。同人誌的オリキャラだったのかもしれない。
ジャニーズには、「NEWS」のメンバーに「手越祐也」がいる。
そういえば、アニメ「テニスの王子様」には「手塚国光」という人気キャラクターが登場する。
ここらへんがうまいこと発酵したのだろうか?

「手塚大貴」にふれたブログやらなんやらが検索するといっぱい出てくる。
中でも多いのが、「手塚大貴ってどんな子?」みたいな。
とはいえ、「手塚の大ファンです」「はやくデビューしないかな」なんて書き込みもある。


これをよむと、結構前から、名前が流れていたらしい。
そこには、ある種のジャニーズ「ジュニア」の神秘性、というものもあるのだろう。
外部から見るとよく解らない世界。
デビューする以前のジュニアを青田買いのように追っかけたいというファン心理。
妄想で生まれた正体不明のアイドルが、ネットのミームとして浮遊する。
不思議な光景だ。
ジャニーズとは、もはや信仰の対象なのかもしれない。

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2007年08月05日

書評依頼が

某総合誌よりとどきました玉城徹『石榴が二つ』。

ひいい。

もはや定型詩の極北にまでいっちゃってるようなこの本について何か書いたとして、それが書評として成立するのかどうか。
というか、ここまで磨き込まれた一冊に対しては、一句たりとも疎かなことは書けないわなあ。

前に書いた玉城徹小論のこともあるのかも。
自分の勉強と思って、再精読から始めるしかないか。
というわけでしばらくまた眠れない夜が続きそうです。

ぎぎぎ。

んで、短歌新聞7月号に平出隆さんによる書評が載ってるということのなので、さっそく落手しました。うーん、どうしよ。

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2007年08月04日

『乱反射』

が小島なおさんから届いたもんで送ってくれるとは思ってもみなかったから正直びっくりで明日になったら買うつもりだったわけでありがとごぜますいやほんとうれしいっすというわけで早速一読したんだけどどう評価すればいいのかというともしかしたらなおさんは小島ゆかりよりも花山多佳子に資質が近いのかもしれないし秀歌は多いと思うけど一冊を通しての印象は透明すぎるというかこの純化に向かう視線はなんなんだろうとか相聞歌がまったく取れなかったのもそこらへんと関係あるかもしれないしひょっとしたら俗に言う「ネット系」と親和力があるかもしれないけれど帯がレミオロメンと馬場あき子というわけでそのむかし大江健三郎がのうべる賞とった年だったか大江光のCDがレコ大が何だかの特別賞だかをとって健三郎先生が授賞式に生で出てたときに新設されたビデオクリップ賞とかいう賞をかの懐かしきルナシーの「ロージア」がとって大江健三郎とルナシーのメンバーが普通に舞台上に並んでスピーチしてるというすっとんきょうな光景が目に焼きついたまま育ったらこんな大人になっちまって悲しいよねえというか何の話だっけ?

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