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2004年11月19日
★ まあ、知ってる人は知ってると思いますが、ちょっとこれから、わが人生20代後半のビッグウェーブでして、更新が数日ストップしますです。でh。
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2004年11月18日
桜場コハル『みなみけ』1巻

★ 『あずまんが大王』のスト漫版+『苺ましまろ』って感じか。『今日の5の2』に比べて格段に絵が上手くなった。この何も起きないまったり感というのが、最近のキーワードですかね。小・中・高と取り揃えられた三姉妹の毎日を淡々と。安心して読めるのでお勧め。あえて世界のテンションを低く設定し、そんななかで空回りする固定キャラが一人、というのは王道ですかね。だからかな、次女の夏奈が『苺ましまろ』の美羽に思えて仕方ないんですが。
★ 寒くなると、近所を根城にしてる猫が勝手に部屋に入ってきて寝る。今晩などは、雨に濡れて帰ってきたら、もうすでに玄関の前で僕の帰りを待っていた。扉が開くと同時に部屋に駆け込む。慣れたものだ。
で、パソコンとかしてるとひざの上に乗っかってきて寝る。暖かいんだろう。ずうずうしいというか、なんというか。
★ 電車に『電車男』の中吊り広告が。ちょっと勘弁してくれーとか思うのだけど。
★ 「國文学」12月号、特集「危機意識下の石川啄木」。黒瀬は、啄木のクロポトキン受容とか、久津見蕨村との関連などに興味があって購入。そしたら目次に永井祐くんの名前が。一瞬同姓同名の研究者かと思ったが、文章のタイトルが「啄木とぽぽぽぽぽぽ」なんだもの、こりゃ永井くんだ。
面白かったです。啄木における感情のリアリティーを、荻原裕幸や今橋愛の作品などと比較しつつ検討。確信をもって感知できる感情は存在するのか? 啄木にはそれはあるのか?
★ 『舞-HiME』 第8話 「たいせつなもの。」
なんか姉弟でフォーリンラブ(オイ)だったり、学園祭で大食いだったりとかぼけっとしてたら、一気にサンライ調バトルに。ふーいぇー。って見てたら、一気に悲惨なお話に。うわー、死んでるよ、萌えアニメにあるまじき、人死にがでたぞー。次回予告の命のセリフはアレですか、ロストヴァージニアスリム系ですか。
★ 『ローゼンメイデン』 第7話 「夢」
なんか半分頭が別のことやってて、よく見てない。とりあえす、じゅんクンの社会復帰第一歩リハビリ? 人形なんて、ネジ巻いとけばいいんです!(えー
★ 白井洋子第一歌集『翼果』届く。
2004年11月14日
吉増剛造『詩をポケットに 愛する詩人たちへの旅』

★ というわけで富山に行ってたんですが、いや、寒いね。午後、富山駅についたら、紀宮婚約内定の号外が出てて、へえ。もう一生結婚せずに行くのかと思ってたんですが。それと関係あるのか知らないけど、帰りの新幹線が異常な警戒態勢で(関係ねーよ)、公安官はいっぱいいるし、ゴミ箱完全封鎖だし、電光掲示板には「on the alart」とか出るし(日本語で流さないのがいやな感じ)。たぶん、国民には教えてくれない、警戒レベルとかあるんでしょうね。
そんな車中で読んでたのが、ハニーからもらった、吉増さんが愛惜の詩人たちをめぐる一冊。ただの詩の解説書ではなく、その文章自体が揺らぎに揺らぐ、旅。萩原朔太郎、西脇順三郎、田村隆一、石川啄木、イエイツ、吉岡実、種田山頭火・・・・・。それは「ことば」を思いもかけずに歩ませていくことに似ている。釈迢空の山中の歩み、尾崎放哉の木賃宿をたどる歩み。そして、韓国の詩人・高銀(コ・ウン)の大河と民族をたどる歩み。
中国の三人の詩人、北島 (ペイ・タオ)、 芒克(マン・クゥ)、戈麦(ゴーマイ)を紹介する章で、文化大革命は過去との断絶をもたらし、結果として文化遺産への意識的対処を可能にした、という北島の意見がひかれていたが、なるほど、と思った。痛みに包まれて、断ち切られること。それもまた、文学なのだろう。
★ A−10『Load of Trash』、やっと購入。
★ 桜庭コハル『みなみけ』1巻、堂高しげる『全日本妹選手権』7巻、買う。
★ でもね、しんくわさん、ハリー・ベラフォンテくらい、知ってて欲しいよ。文学やってるんなら。
★ 今日は文学フリマだったんだよね。東京池袋に着いたの7時過ぎなので、いける訳なかったのですが。高原英理さんの『うさと私』は欲しかったかな。
★ 『げんしけん』 第6話 「サブカルチャーをめぐる他者との関係論」
初心者相手に「ぷよぷよ」で10段組むなんて、高坂、あんた鬼だよ、鬼!! っていうか咲ちゃんがあまりにも可哀想です。泣けます。ホテルくらい連れてってやれよ、高坂。ヤッてる最中に彼氏が自分より「くじアン」みたいな絵に心奪われてたら、普通の女の子は死にたくなるのでは?
「血の繋がった妹なんて要るわけ無いじゃないか!」というオタ金言がついに出ました。
★ 『蒼穹のファフナー』 第19話 「真矢〜まなざし〜」
えー、お笑い強化月間でしょうか? 酔っ払い真矢萌え。「食器の洗浄が完了した」カノン萌え。酔っ払い真矢が一騎にしなだれかかっているのを見てやきもちを焼く総士、という描写もはさんで腐女子のハートをがっちりキャッチですな!(えー
Bパートの戦闘もスムーズでした。この数回は、脚本に冲方丁さん投入が効いているのか、一気に立て直してますね。今回はこれまでで一番面白く思えました。次回は甲洋、覚醒ってな勢いですか? なんか波乱ありそう。
★ 斎藤すみ子第九歌集『梅園坂』、塩野朱夏第一歌集『そして彼女は眼をひらいた』、「レ・パピエ・シアン」12月号、届く。
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2004年11月13日
『電車男』

★ 新幹線で隣になったお兄さんが読んでた。売れてんなぁ。もう五刷で二十万部とか? ちょっとしたベストセラーだね。どういう話かというと、某巨大匿名掲示板2ちゃんねるに書き込みしてたオタクの青年が痴漢に遭っている女性を助けたというのが発端。女性の方が青年に好意を抱くのだが、オタク青年はどう対応したらいいかわからない。で、掲示板に「どうしたらいいか」といった感じで書き込みする、そしたら匿名の大勢の人間が、彼にアドバイスし、励まし、そして青年は少しずつ勇気を得て、行動に移していく。そんな青年(電車男)と彼女(エルメスさん)と、匿名の大勢の感動ストーリーということで、映画化も決定してる。
黒瀬はリアルで知ってたので(「電車男まとめサイト」)わざわざ買うこともないけど、そこはオタの悲しい習性で発売日に初刷ゲット。そしたら中身は2ちゃんのスレッドの形式をそのまま踏襲してるもんだから(多少編集してるけど)、はっきり言って読むに耐えない。読みにくい。だから読んでません。
これが実話かネタなんてことには、まったく興味がない。黒瀬としては2ちゃん世代のコミュニケーションの面白い形での表出として評価します。話の内容だけで考えれば、非常に面白いです。だけど、2ちゃん発の新世代文学だなんていう売り込み方はふざけんな、と。これがポストモダンとか言ってる人、ちょっとどうかな。極論を言えば、これは参加したすべての人間のナルシシズムで成立している「ログ」なんだと。そこには、旧来的な「意識」の脱構築も疑いも存在しないわけで、やはり文学ではない。余計なことを言えば、ネット上で事件を熟知してる人ならば、この書籍化されたストーリーの後日談を知っていると思うが(知らなければ、知らないままでいてください。)、そこから逆照射してもこの構築されたストーリーの軽薄さがよくわかる。これは、当事者に言っているのではなく、それを書籍にプロデュ―スした編集に言っているのだ。
あとそれと、世間の若き女性の方へ。「オタクの男の子って、こんなに純真なんだ」とか、「私もこんな恋愛してみたい」とか思って2ちゃんねるに書き込むのだけは絶対に止めてくださいね。本当に悪意が渦巻いてるんですよ。
★ 今日は「綱手」所属の日向輝子さんの第一歌集『奇想曲』の出版記念会に出席する予定だったけど、のっぴきならない用事で遠出することに。今日帰ってこれるかな? 泊りかな?
★ 昨日書いた歌は、上村かすみさんという70才代の方の歌なのだそうです。お知らせどうもです。誤解なきように書いておきますが、別に上村さんの歌がいい、悪い、と言ってるんじゃありません。舟橋氏が、この歌を優れた「写生」の歌として取りあげたのはどうしてか、と聞いているだけで。
★ そういえば今日は名古屋で「プロムナード現代短歌」があったのですね。みなさん楽しみましたか? まあ、楽しんでるだけじゃどうにもならないけど。
★ 「げんげ」という魚を初めて食べた。から揚げで。なんというか、白身が溶けそうにやわらかくて、上品な味。見た目はかなり醜悪なのだというが。詳しく知りたい人はこことここ(トップはこちら)、それと実際の写真はこことここに。
ぬめりがあるらしく、生だとそれをずるずるっとすすって食べるそうだ。一度そのやり方で食べてみたい。東京にはないだろうなー。
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2004年11月12日
Iris Chang『The Rape of Nanking』

★ アイリス・チャンが自殺したと聞き、驚いた。いろいろな渦中にいた人だから一瞬、本当に自殺? とか思ったけど、ずいぶん前から鬱に苦しんでいたとのことなので、まあ、そうなのだろう。『ザ・レイプ・オブ・ナンキン』がベストセラーになって、一躍世界的に知られることになった中国系アメリカ人ジャーナリスト。そして、日本の保守からは蛇蝎の如く嫌われている存在。南京大虐殺を世界中に広めた人だから。ところがどうもこの本、でっち上げや思い込み、歪曲、曲解、確証のない情報を鵜呑みにしたり、さらには、完全に悪意ある情報を取り上げたりと歴史書、ルポルタージュとしては完全に信用の出来ない本、というか攻撃的な悪意により成立した本、ということで一応の決着はついている、らしい。断定できないのはなぜかというと、この日本語訳が朝日から出るはずが、右翼の脅迫(?)でいまだに出せないでいるので、黒瀬は読んでないから。反論本だけは出たのだが。しかし、現に世界中で読まれて、どうやらその大部分の人はこの本の内容を真実だと思っているらしいから、どんなことが世界で言われているのかを知るためにも出版する価値はあると思うよー。
あきらかに間違いという記述や、まったく不正確、というよりかむちゃくちゃな解釈をされた資料が紛れ込んでいたのは事実。いろんな記事やインタビューなどを読んでも、チャンは最後まで自らの間違いを認めていないし、日本に対する批判をとめてはいない。日本側もどうも感情的に反応した嫌いがある。ジャーナリストの出版物に対して外務次官が発言するというのはちょっと、と思ったりもする。いつか、対話の場が生まれればいいと思っていたが、その機会もなく、チャンは多くの問題を抱えたまま逝ってしまった。36歳。合掌。
★ いわれなき哀しみ誘う朝光(あさかげ)にさらす腕(かいな)の強き脈搏(みゃくはく)
「短歌研究」の11月号で、舟橋剛二氏が「写生」の秀歌として、この歌を挙げている。えー、この歌がどう「写生」なのか、よくわかりません。だれか黒瀬にもわかるように説明してください。
★ アラファトの死。あまたの激戦と暗殺の危機を乗り越えた不死鳥。まさか自分が、先進国の先端医療に囲まれた寝台の上で生を終えるとは思っていなかっただろう。ユダヤ人に代ってディアスポラとなってしまったパレスチナ人の憤懣を民族運動にまで高め、国際社会に独立国家建設の必要性を認めさせたということがアラファトの功績(もしくは罪悪)なのだろう。しかし、その英雄も晩節では、「曇りなき英雄」というわけではなかった。対外交渉の能力を低下させておきながら内部権力の掌握に固執し、公金と石油税収入を個人的な独占管理下に置き、世界第六位の富豪になってしまったアラファト(3億$ 昨年のフォーブス調べ)。もうすでにポスト・アラファトの交渉が水面下で策動しているという。アラファトが実行しえなかったテロリズムの緩和が実現するのか、その莫大な資産はちゃんと自治政府に還元されるのか。今後のパレスチナの混迷を思う。
カイロにて葬儀が行われ、ヨルダン川西岸のラマッラに一時的に埋葬されるそうだ。イエルサレムに埋葬されたいというのがアラファトの願いだった。しかし、その埋葬がパレスチナ人へのイエルサレム開放を象徴する以上、ファロンがそれを許容する余地はない。アラファトの生命維持装置がなかなか外されなかったのは、埋葬地が決定しなかったからという噂もある。死してもなお不死鳥の魂は安らぐことを許されない。
★ 紹介したいけど、ゲイリー・インディアナとか、キャシー・アッカーとか、のきなみ品切れなのね。
★ 「歌壇」12月号が届く。黒瀬は「五感のよろこび」欄にエッセイ「ほしのこえ、の記憶」を寄稿しました。新海誠さんの『ほしのこえ』の紹介記事です。作品もそのうち紹介します。
★ 俳句誌「里」11月号、届く。多謝。
2004年11月11日
殊能将之『キマイラの新しい城』

★ 750年前に死んだ亡霊から依頼されたのは、その亡霊自身が被害者の殺人事件だった。被害者が依頼人で唯一の証言者。今回も「ある意味」名探偵・石動戯作と助手アントニオの大活躍? ミステリーとしては実は単純だったりするのだけど、「東京」という現世を異文化・異時代の視線で捉えなおすとどうなるか、という実験として読むと愉快。全編に渡ってミステリーに対する言及があって、その運び方がかなりスムーズ。やっぱり六本木ヒルズは魔王の城だってば。
★ 健康診断の結果でたー。「善玉コレステロールだけじゃなく、悪玉もかわいがってあげてください」というよくわからん結果が。要するにかなり健康で、善玉がかなり多いらしい。なんだろ、野菜ばっかり食べてるからか。悪玉が多いと心筋梗塞とか脳卒中とかの危険が増すが、少ないと少ないで免疫力が落ちるそうだ。「若いんだから、どんどん消費しちゃうから、もっとコレステロールの多いもの食べなさい」ってそれは医者の言うことなの? 卵とかイカとか食べるといいらしいー。
★ 小林幸子第四歌集 『シラクーサ』読む。ちょっとした幻視の感覚が心地よい。旅の歌がおおいが、どうしても旅行詠は「ちょっとした機知を交えた報告」になりがちだな、とも思う。
影ひとつ届け物のやうに降ろしたり雪輝ける野なかの駅に
★ 『舞-HiME』 第7話 「迷子の仔猫たち」
前回は超電磁竜巻&「正義は勝ぁーつ!!」でサンライズまんせーなお話だったけど、今回はその反動でしょうか? 夜の街でうしゃしゃしゃというか。まあ、良くも悪くもサンライズ。
★ 『ローゼンメイデン』 第6話 「涙」
バトルバトルバトルー。異世界バトルー。もはやゴスロリとか言ってられません。ゴス系はとりあえずAli Projectに主題歌歌わせておけばいいという態度には疑問ですな(えー
2004年11月10日
テクモ『影牢〜刻命館 真章〜』

★ なぜかテレビでジェームズ・ウォン監督『ファイナル・デスティネーション』を見た。主人公が夢で予知したため、飛行機事故を免れた7人。しかし、運命は彼らを見逃さなかった、というわけで、7人がまるで事故かなにかのように死んでいく。一種の死神もの。その死に方がもう笑えて、引率の先生なんか、レンジ爆発して、ガラスが喉に刺さって、火が出て、オイルに引火して、爆発して、包丁が落ちてきて胸に刺さって。なんですかこのトラップは、『刻命館真章 影牢』ですか。それ以外はホラーとしてまあまあ。
あー、そういや黒瀬は影牢ハマリまくったですよ。主人公のミレニア、激萌。綾波系。コンボ組むの楽しいんだ。いかに悲惨に殺すかを考えるのが。
★ 春日井政子第四歌集『細波』を読む。
わが窓の下を時折り影が過ぐみな仕合せの人通れかし
著者も、編者の春日井先生も、もうこの世の人ではない。なんというか、泣けた。
うなだれてゐたるうばらが水上げて勢ひづきたりしやきつとしたり
死の数時間前の、絶詠。そうとは思えない、希望に溢れた歌だ。
★ 小林靖子第一歌集『春のゴンドラ』届く。
★ 片野晃司・沼谷香澄より「Tougue」11号届く。
2004年11月09日
松浦理恵子『ポケットフェテッシュ』
★ 松浦理恵子『ポケットフェテッシュ』。アマゾンに画像ないから悲しい。フェテッシュであることとは、なんらかの中心主義をかき回すことなのかもね。松浦にとっては男性主義、性器主義から逃れるためのものなのかもしれない。
中心を据えないと安心できないというのは怖いことだ。話が飛ぶようだけど、香田証生さんのことを右も左も「ある像」で括ろうとする動きがあって変だ。香田さんは真空でいいのじゃないだろうか。
★ 「人はイカ天丼のために走るべきではない。」(中村航「月に吠える」より)
中村航公式サイト。ブログもあるよ。
★ 『セレクション歌人17 高島裕集』届く。多謝。拾遺の歌が入っているので、歌集持ってる人もチェックする価値あります。
★ 『げんしけん』 第5話 「自律行動に見る排斥と受容の境界」
よーするに、部室でエッチはしちゃいけませんよってお話(オイ 一番怖いのは会長ということでOK?いや、でも、学生自治会って懐かしいです。黒瀬も若いころ無茶やったことありました。評議会の運営妨害ばかりする極左の人たちと思いっきりやりあってしまって、緊急動議による投票で彼らの議席を失わせてしまった。しばらく大学中でいろんな人に頭を下げられた。
それはそうと『げんしけん』で一番面白いのは本編でも「くじアン」でもなく、次回予告という噂が。今回もシャア(ガンダム)→ルフィ(ワンピース)→銭形(ルパンのカリオストロ)→五エ門(ルパン)→亜美(くりいむレモン)という強烈コンボ。ここの脚本書いた人すげえな。前の「アウシタン」といい今回の「亜美飛んじゃう!」にしろ公共の電波で言っていいことと悪いことがー。
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2004年11月08日
中村航『ぐるぐるまわるすべり台』

★ ということで、野間新人賞おめでとう記念。「お話が始まる、ささいなささいな瞬間」にいたるまでの「お話」が細やかに語られる。ロックな青春は、実は静かな青春でもある、のかな? 「へルタースケルター」を聴いてあなたは何をしますか?
★ 午後、健康診断があった。注射器4本分も血を抜かれたよ。こわー。心臓の拍動が1分に60回ちょっとしかないらしい。普通は70回くらいなのだとか。えー。
★ 玉井清弘第六歌集『谷風(こくふう)』。歌うことが風土と魂を見つめることにつながる一冊。土地が持つ固有の記憶、にこだわっているのかな、とも思う。
郵便夫書簡の束をおとしたり昼に間のあるこのしずけさに
八朔を祭りおえたるおみならのそばえに濡れて坂くだりくる
じゅずだまは黒く実りて遍路道おどろおどろに腰になずみぬ
でも、玉井氏のかつての作に比べると、一首の持つ滞空時間は長く、ゆるい。それが年をとるということなら、本来よくも悪くもないことだが、黒瀬的にはちょっとさびしいかも。
★ 「未来」11月号届く。夏の大会のシンポジウムのレポートとして、黒瀬は「歌集の現在」という文章を寄稿しました。
★ 『ファンタジックチルドレン』 第6話 「コックリ島(2)」
そろそろついていけなくなったー。
★ 『月詠』 第6話 「おにいさまと京都で…うふわくわく」
ニューキャラな回。ここでも「双恋」だー、と突っ込んだ人、手を挙げなさい。いいねえ、もてる人は。
2004年11月07日
松山せいじ『エイケン』18巻

★ 伝説の奇乳マンガも最終巻。黒瀬にとっては久しぶりにリアルタイムで最後まで付き合ったマンガ。もともと無茶な設定なので多少なにがあろうと驚かないが、ちょっとこの巻は無茶だなあ。突然出てきた敵役の目的と描写があまりにもぶっ飛んでて。最終話の題が「ビューティフルドリーマー 終わらない日常」というのはー、どうなのかなー。
作者コメントで解ったけど「エイケン」って「永研」なのね。連載当初は、「永遠の生命研究所」(かな?)についての謎がクライマックスとなる設定だったのだろうか? 連載を続けるうちに設定自体が闇に葬られたのなら、「エイケン」が「エイケン」たるアイデンティティがなくなってるよーな気もするがー。消化されなかった伏線も多いような。
黒瀬としては、『エイケン』はもったいないマンガでした。でも、これくらいはじけたマンガも貴重なのかな。
★ マイケル・マン監督の『コラテラル』を見る。うーん、雑な映画でしたよ。タクシーの運転手が殺し屋の仕事に巻き込まれたら面白いだろうな、という思いつきから出来てるから、細かいところで脚本に無理ありすぎ。アイデア自体は面白いのだからもっと丁寧に作ってほしかった。マーク・ラファロ演じる刑事も味があったのに、あまりにもあっさりと消えるし。トム・クルーズも本当は「クールなヒットマン」のはずが、「ドジだらけの感情派」になってるし。惜しいね。
冒頭にいきなり『トランスポーター』のジェイソン・ステイサムが出るのはタクシーネタ同士、という洒落でしょうか? 万人が突っ込んでるだろうけど、「だったらステイサムに運転させろよ!」
★ 氷川へきる『ぱにぽに』6巻初回限定版、購入。
★ 山梨県に「ほくと」市、富山県に「なんと」市、が誕生したそうで。やっぱり一子相伝の暗殺拳とかを育成しているのでしょうか。おそらくその地域ではバギーを乗り回すコワモテのモヒカン兄ちゃんとかが暴虐の限りを尽くしているのでしょう。
おそるべし山梨、富山。
★ 『蒼穹のファフナー』 第18話 「父親 〜おもいで〜」
お笑い担当回(えー)。なんか話がどんどん遠くなるー。