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2004年04月30日

★ 本日の読売新聞夕刊(一部地域のぞく)に「カラン卿の短歌魔宮」第4回が掲載されています。横にはたぶん、リカヴィネとか載ってます。きゃー。
 次回の応募作品は『ロボットキャラになりかわって詠む』です。28号、エヴァ、アトム、ドラえもん、マルチ、ガンダム、サンバルカン(古っ)、ゴウダンナー(←おい)なんでもオッケー。
 近いうちホームページ出来るかもしれません。イラストをびっくりするような方にお願いしています。うわー。

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2004年04月27日

よつばと

★ んで、本来の目的はあずまきよひこ『よつばと』2巻。『あずまんが大王』みたいに毒はないのでインパクトには欠けるけど、こーゆーのほほん脱力系、いいんじゃなかろーか。ふと思ったのは『苺ましまろ』にしても、この手の「淡々と日常」系マンガって、舞台の脱首都圏的傾向、そこまで行かなくても脱都心的傾向があるような気が。

★ ひさしぶりに本を衝動買いした。半藤一利さんの『昭和史』。おもしろ。いま満州国が出来たとこ。 

★ 週末にはいろいろあったわけですが―。それにしてもどうして黒瀬はこんなに筆が遅いのか。うー、寝てないー。

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2004年04月23日

★ やっと黒瀬にも小野愛スパム来たーヽ(´ー`)ノ

★ これから約80時間ほどハード。まずは明日返すビデオ二本見ないと(←ハードか?) その前にお風呂。

★ うっかり忘れてたけど審査委員長ってタラちゃんなんだよな。『イノセンス』まじでなんか賞とるかもー。

★ 『毬子』が出来。速くてびっくり。都内の素早い本屋なら明日には並ぶかも。どうぞ多くの皆様のご購読を希望。うわっ、bk1もう買える。はえー。

★ 朝から運送屋さんみたいな仕事してるよ?

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2004年04月22日

協会賞 APPLESEED

★ 人と機械でさえ愛が生まれるのに昨今のイラクといい人質事件といい、なんて無粋なこと言う気はないけどー(言ってるじゃん)。イノセンスもAPPLESEEDも大画面でもう一度見たいな。

★ 荒牧伸志監督の『APPLESEED』。感動。まあ、ヒトミちゃんトークといいジジイトークといい世界観の説明がかなりかったるいので、ここで脱落した人には駄作にしか思えんだろう。言うならば、TVの連続アニメを一気に見させられた感じもする。デュナンもヒトミも可愛くて仕方ないけど、なんだか萌えフィギュアいじって遊んでる気がしてくるのはー。自動車真っ二つ、切断ワイヤー、保守系将軍、女指令と女副官、ジェットストリームアタック、その他アニメ系ギミックはふんだんで楽し。過去の作品のイメージが豊富に流し込まれている。海上の廃墟はまるでスピルバーグの『A.I.』だな。
 モーションキャプチャーって凄い。声と表情・通常の演技・アクションの演技を担当した三人を一つにまとめたのが、デュナンという存在だ。この技術が長編に適応できるということを証明してくれた。ヒゲの作ったFFとは雲泥の差。ヒトミはどこぞのヴァーチャルアイドルみたいだが伊達杏子と比べれば隔世の感が。ブリアレオスの声を当てた小杉十郎太も、表情が出せないのに見事な演技を見せてくれた。バトーといい勝負だ。
 実験作なわけでストーリーは確かに消化不足。とはいえ記号的表情から第一段階を越えた表情には共感することが出来る。人間と被創造者の共存というユートピア=ディストピアといえば、りんたろう監督のアニメ『メトロポリス』を思い出すが、その軸にある「生殖」「生命の伝達」というテーマの独自性は興味深い。生命の伝達があって、愛がある。バイオロイドたちにも愛はある。他者と交じり合う、という実に現代的な物語。

★ 解説を担当した『毬子』の見本があがってくる。きれいな仕上がり。書店配本は5月初旬ごろ。多くの方の購読をお願いしたい。

★ 現代歌人協会賞に矢部雅之『友達ニ出会フノハ良イ事』と本多綾『蒼の重力』と。面白い選択だと思う。前者の時事詠の再構築への挑戦、後者の主体と環境の関係性の見つめなおしは、高く評価され、議論されるべきだろう。黒瀬的には魚村晋太郎『銀耳』が獲れなかったのは残念だが。矢部さんは歌人クラブ新人賞も。
 以下は黒瀬が常日頃思っていることで、今回の受賞とは直接関係ないって方向でー。最近、重複受賞が多いが、どうも一極に評価が集まる傾向がある、というか、ちゃんと歌集が読まれていない。話題になった歌集だけに視線が集まる。それで解った気になって他の物を見ようとしないのではないか? しかも、その歌集の選択もどうも保守的というか・・・・・・テーマ主義的に評価される。とにかく、色々な価値観を見出して欲しいと思う。

★ 『イノセンス』がカンヌのコンペティション部門にノミネート。嬉しいが、いきなりあれ見てわかるのかね審査員。『攻殻機動隊』も見せとけ。あとは日本アカデミーはどう出るかがちと気になる。

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2004年04月21日

サバルタン 辣韮の皮

★ 捕捉感謝です、提督殿!(4月20日) トップはコチラ。というわけで、柱リンク第一号ヽ(´ー`)ノ

 ★ 阿部川キネコ『辣韮の皮』3巻。
 ここ半月ほど難民状態。池袋のアニメイトにも漫画の森にも新宿書店にもとらのあなにもなかった。名古屋のアニメイトにも、大阪の32番街の紀伊国屋にもなかった。諦めてたら、池袋のでじこが持ってた。ラス1ゲット。灯台モトクロス。『妹選手権』『C!!』『オタが行く』など、この手の漫画は多いが、一番バランス感覚に優れているのが『辣韮の皮』じゃないだろうか。萌え男とヤオイ女の感覚をどちらも上手く掬い取っているからか。黒瀬的に一番受けたのは

 「子供の体になる薬」が存在する世界だとさあ、「透明人間になる薬で透明になって殺人を犯した」とかいうトリックもOKになっちゃうと思わない? 

★ スピヴァク『サバルタンは語ることができるか』読了。フーコー批判とかデリダの援用とかフェミニズムに関しては、黒瀬は何と言っていいかわからないが、ただ、我々は「被抑圧者の声を聞き届けている」という幻想に陥りやすいということは意識するべきだと。
 次元は違うだろうが、今、我々が日本にいて聞いている「イラクの人々の声」は本当の「イラクの人々の声」だろうか、などと思う。

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2004年04月20日

★ 新幹線車中にて長谷川櫂俳句的生活』を読了。名文。人気出るのがわかるー。「切れ」についての解釈などは目から鱗。

韻文は言葉の論理性を超越して、しばしば無視して、ときには蹂躙して生まれてくる。(第二章 生かす)

手本となる過去こそが未来であり、未来とは過去のことにほかならなかった。(第八章 習う)

★ 東京へ送る本(半分マンガだったりして)を箱詰めして梅田へ。ハニーと三番街地下の「米寿や」にて寿司と天麩羅の夕食。海老、美味。

★ なんか久しぶりに大学研究室の皆と顔をあわせたような。先生に書類を提出。

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2004年04月19日

★ 『トニーたけざきのガンダム漫画』。初刷と思って買ったら二刷だった。まあそれはいい。バカもここまで来ると感動。安彦絵・コマ割の忠実な再現で、ひたすらキャラをいじり倒す。そのなかにちゃんとトニー自身の作家性が大盛りになっているからすごい。サビ家の面々が好き。愛されているのだな、ガルマ。
 ついでに『エイケン』の15巻も買う。でも13・14巻が読まずに実家に置きっぱなしだった。後日まとめて読もう。

★ せっかくなので大阪に戻った。街はだんだんと変わるな。祖母が腰の骨を痛めて入院しているので、母と一緒に見舞いに。山奥の病院。少女漫画に出てくるサナトリウムってこんな感じか。ご高齢の方ばかりで美少年は入院していなかったが。祖母も明治45年生まれなもので、だいぶ足が弱っているが、それ以外は大丈夫。週末には退院するとのことで一安心。大雨。大学に寄って、その後ハニーと焼肉。

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2004年04月18日

★ というわけで夜更かしというかほぼ徹夜してしまったわけだが、そのまま新幹線で名古屋へ。春日井建先生の御宅にうかがう。途中電車とまったり、タクシーの運ちゃんが道に迷ったりで到着が予定より大幅に遅れた。実は春日井先生のご自宅へお邪魔するのは初めてだったりする。先生はお痩せになっておられたが、気力は充実されていて、多数の御本をまとめる仕事に没頭されている。今年中には新歌集も刊行されるようで、楽しみだ。東京での活動ほか。歌集のこと、今後の作歌のことなど、励ましを頂く。先生秘蔵のコレクションなどを見せていただく。コクトー作製のヴェネチアンガラスの壷。ダリのオブジェ。ウォーホールのリトグラフ。ワイルドの『サロメ』英語版初版。ルドルフ・ヴァレンチノの直筆サイン入りブロマイド。その他色々……。大塚寅彦さんもいらして、お茶。先生のつつがなきを願いつつ、失礼する。

★ 最後に鈴木有機VSなかはられいこ。鈴木さんについたのは私だけ。結局ろくな反論も出来ぬままなかはらさんがTKO勝ち。うーん、難しい。

★ 勝ってしまった・・・・・。・・・・・・・・うわー。   えーっと、最初から応援してくれた島さんありがとー。みんなありがとー。(←ウイニングラン) 
  
★ 多田さんが改作。結果、鈴木さんとひぐらしさんがコッチに!!! でもまだぜんぜんわからない。

★ 斉藤斎藤さんがコッチに寝返った!!  ヽ(´ー`)ノ

★ 二対三、中立一に……

★ うが。最初の判定が一対五で負けてるー。っていうか、ほとんどKO負けー。

★ 昨夜の11時(一時間半前)から、鈴木有機さん司会で、チャットの「短歌のボクシング」をやってる。一回戦は島なおみVSひぐらしひなつ。ひぐらしさんのKO勝ち。んで、いま、私と多田百合香さんの二回戦目。

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2004年04月17日

★ 加藤治郎さんから現代短歌文庫『加藤治郎歌集』(砂子屋書房)が届く。ありがとうございます。『昏睡のパラダイス』『ハレアカラ』はどちらも持っているのだが、この前の「三田文学」に載った岡井隆論が収められてるのがありがたい。

★ 最近歌会で点が入らないなぁ。歌会の後、中国茶専門店でお茶。その後、数人で6月19日の大塚寅彦歌集『ガウディの月』批評会のパーティーに使う池袋の「豆花」にて夕食。アジアン。

★ 中部短歌会の有志による「白の会」の歌会。今日は「心の花」の中川華奈、堀越貴代、「笛」の十鳥早苗、「開放区」の笹谷潤子といっぱいゲストが来てくれた。うれしー。

★ サイトを引っ越した。日記も一新した。リンク外れその他不備があるかもしれないので、もしおかしいところがあれば、教えてください。

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2004年04月15日

★ 横山先生が・・・・・・。

★ 帰宅したら、イラクの人質三人が解放されたと。ひとまずはよござんした。これから色々な議論・事実の発見があるかもしれないが。

★ 石井隆監督の4年ぶりの新作『花と蛇』を見る。原作は言わずと知れた団鬼六によるSM小説のバイブル。サイトは18禁なのでリンクしない。気になる人は検索しなさい。杉本彩は何があったか知らないがよくもまあこれだけの荒行にチャレンジしたものだ。えらいよ。脱いで縛られ犯されて、この作品は杉本の代表作として残るだろう。後半は刺青&縛りのイメージビデオなので好きな人はビデオででもどうぞ(製作が東映ビデオだからすぐビデオ落ちするでしょ)。だが、私としては杉本よりも、その「マレビト」っぷりが突き抜けてる石橋蓮司、凄みの入った遠藤憲一という大好きな俳優のほうに目が行ってしまった。ただ、驚くほどの演技力のなさを見せ付けてくれた野村宏伸を除いては。なんでここで野村なんだ? ショーを逐一解説するピエロ(伊藤洋三郎)がセーラームーンのコスプレなのはいただけない。一々の解説も興ざめだったが、もっと現実から遠く離れた、抽象的な装いをするべきだ。あと音声ひどすぎ。ビデオにするとき録り直せとか思った。と文句も言ったが、映画としては本当に良くできている。ポルノとしては機能しないが。祝祭空間と現実空間は紙一重だということ、我々だって誰が仮面をかぶっているかわからずに社会を生きているではないか、すべてはファンタジー・悪夢なのだ。それを純愛のディスクールの中に描き出すとは、さすが石井隆!! キューブリックの『アイズ・ワイド・シャット』との比較論など面白そう。あと、現行の映倫コードに明らかに引っかかるカットがラスト近くにあったが、あれは見落とし? それともお目こぼし? とにかく、日本映画からボカシなどという無粋なものがなくなる日を夢見て。

★ 今日発売の「歌壇」(本阿弥書店)五月号に、俳人の筑紫磐井さんが「遠い双子の記憶」というエッセイで『黒耀宮』の紹介を書いてくれていた。予想もしなかったのことなので本当に嬉しい。ぜひ書店にて手におとりください。

★ 仕事帰り、ぽえむぱろうるで穂村弘さんとばったり。『短歌ヴァーサス』3号を買う。荻原裕幸による加藤治郎へのインタビュー『「うたう世代」以降の現代短歌』で、若手の男性歌人と一人としてほんの少しだけど私が言及されていた。嬉しい。

★ 国会図書館で仕事中に、今度は横山光輝先生の自宅が火事で、先生が重体だとのニュース。祈る気持ち。

★ 夕べ真夜中に電話で鷺沢萠さんが心不全で亡くなったと聞きショックだったが、今朝になると、じつは自殺だったとの報が。どうしてそんなに急いでしまったのか。

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2004年04月13日

★ シンジ君が結婚してた。私個人的には、蔵馬さまが結婚してた。なんだよー、飛影と結婚するんじゃなかったのかよー(←妄想)。それはそうとして、声優ネタとしては今度の「ハウルの動く城」、主人公はキムタクだと(;´Д`) 某鈴木よ………。はいはい、ワイドショーなんかに取り上げられちゃってくださいよ、湯川れい子あたりに絶賛されちゃってくださいよ。「スチームボーイ」も映像・内容はものすごく期待してるけど予告編で聞いた鈴木杏の声にちと萎えた。それに比べて「イノセンス」はすんばらしいなぁ。某鈴木の意見をはねのけて素子役は田中敦子。パンフで押井監督が「あの男と違って、僕は声優さんというものをものすごく高く評価してる」とか放談してますけど、どう思うかね、「あの男」さんは。

★ 国会の周りはもんのすごい厳戒態勢だったらしい。地下鉄の駅では「テロ対策のため警戒しています云々」の放送があったとか。もしかしてヤバめのテロ予告とか出たのか?

★ アルカディア書房にちょっと寄った。でら高え。結局帰りに万葉堂で三一書房の『現代短歌大系12 現代評論集』を拾う。こっちはでら安い。 

★ 久しぶりに東大に行ったよ。経済学部図書館で資料をひっくり返して調べもの。必死こいて出た結論が、「これは関係ない」っていう感じの(;´Д`) ここ数日関わっていたプロレタリア文学関係の書誌調査その他がひとまず終了。うはー。

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2004年04月08日

★ 仕事の後、読売新聞社へ。I記者(直言兄者)とK記者と会談。夕食をとりながら「短歌魔宮」などについて打ち合わせる。ホームページを製作する予定、新聞紙面に載せ切れなかった作品なども紹介したい。楽しみにしていて欲しい。兄者記者が先日のワンフェスにて確保してくれた「リセヴィネ」1ダースおよびコンプリート用パッケージを受け取る。うはー。
 兄者記者は作者の大嶋優木氏にインタビューしたと。実にスマートな方だったと聞く。そういやヴェネチアン・ビエンナーレの国際建築展での日本のオタク館についてはもうご存じだと思うが、近代様式の移植にともなって「いかもの」として抑圧され続けてきた偶像や聖像が、八百万の神々のように立ち現れ、流通し、コミックマーケットや秋葉原が“聖地”として巡礼される、ってほんまかよ。というのはおいといて気になるのは大嶋さんの新作「新横浜ありな」。現在の話によると、これは会場でのみ販売されるカタログの付録として頒布されることになっている、らしい。日本で手に入れるのは無理みたい。もしかしてヴァージョンを変えて日本国内配布版ができる可能性はあるが、プロトヴァージョンはヴェネチアでしか手に入らないかもしれない。うーむ、まさかオタクが大挙してヴェネチアを訪れるってことには、ならないよな、さすがに。でも、行ってくる勇者は出てくるよな。どうだろうか、オタクで巡るヨーロッパツアーというのを企画するのは。ヴェネチアでオタク館を見て、ガンスリンガーガールの舞台を巡礼して、ヨーロッパ各国のオタクスポットを見て、花の都パリでは「銃士戦隊フランスファイブ」のディナーショーとか。せっかく「ファンロード」リニューアルしたんだから、どうですがゲゲボツアー。
 むりですか。そうですか。

★ 天野慶さんが「賞とるマガジン」(白夜書房)で連載されている「新米ママ・天野慶の2世帯同居短歌術」四月号掲載分で、私の歌を紹介していただきました。コピー送ってくれてありがとう、天野さん(天野さんのサイトはコチラ)。

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2004年04月07日

★  JUNEよJUNE、君が日本の一文化なる世を生きてわが声かすむ
 この短歌を歌集に収めておいて本当に良かった。

★ じわじわと噂が広まってるようで、ボクも最初聞いたときはとても信じられず、たちの悪い四月馬鹿と思ったが出版関係より情報が出た。マガジンマガジン発売の「小説JUNE」が、2月25日発売の4月号で休刊決定。正式告知はおそらく「コミックJUNE」あたりに載る模様。BL系の代名詞とまでなった「ジュネ」、ついに休刊か。これだけ競合誌も増えたということで、少年愛雑誌としての使命を果たしたということか。足掛け20年、ヤオイ界のリーディングメディアであったことは長く語り継がれるであろう。それにしても、まさしく時代が移り変わっていく様子を体で感じる。そんな折にカラン卿として短歌魔宮の連載を持つことに、なんともいえない巡り合わせを感じる。読売紙上でも、このことについて一言触れておきたい気がする………。
  
★ 「文藝」の阿部和重と榎本俊二の対談を立ち読み。まあ、プライベートな来歴の話でそれなりに面白かったかな、と。ついでにぱらぱらめくってたら冥草舎の広告が。ここの広告なんてはじめてみた。真鍋呉夫の句集『雪女』、まだ在庫あるのね。買いなさいよみんな。その隣にさりげなく小さな文字で「根本茂男著『柾它希家の人々』 4800円」。おいおいおいおい、30年近く前の本だろ、しかも確か500冊限定……。歌人でこの題読めるのは正岡豊さんくらいか(笑)。まさたけけのひとびと、と読む。埴谷雄高系ゴシック小説、というか。まさか再版したわけじゃないだろーし、まだ残ってるなんて(;´Д`) ちなみに私は大昔に均一ワゴンに転がってたのを500円で買った。

★ サン・テグジュペリの飛行機がマルセイユ沖の海底で発見された、と。大発見だと思うが、どこか寂しい気も。彼は小さな星にまで飛んでいったんじゃないのだろうか。
 「機体は、高速でほぼ垂直に墜落したとみられるが、プロペラに損傷もなく、敵の攻撃を受けたことを示す弾痕も残っていないため、墜落原因は特定できないという。文化省高官は、マルセイユ沖に墜落したことは公式に確認できたが、墜落原因は『恐らく永久に分からないだろう』としている。」
 永久に、分からない、か………。

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2004年04月06日

★ カラン卿の短歌魔宮投稿詳細ページを作ってみました。ご覧ください。その気になったら、是非投稿をー。

★ 『毬子』の解説の著者校正。うーん、いい題が思い浮かばない。

★ 徳光康之『濃爆おたく大統領』2巻のカバー下はひどい。「ダメなで」全三話分が縮小されて載ってる。こんな小さいの読めるか。こうまでして在庫処理するなんて、講談社はもう徳光の単行本出すつもりはないってことですか?

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2004年04月05日

★ 新宿書店エライ!! いまだに『苺ましまろ』2巻の初版を確保してる新宿書店池袋店。ほんとにありがとう、新宿書店のエロイ人!!

★ 仕事で延々とプロレタリア作家の著作目録を作ってる。なんか頭おかしくなる。今勧誘されたら共産党に入ってしまいそう……(;´Д`)

★ 書くの忘れてたけどちなみに昨日はほのかちゃん(白たん)の誕生日。キャラクターショーって文字だけじゃなかなか伝わらないよね。というわけで参考に明日のキャラショーでポン! アニメフェアでの結構大掛かりなプリキュアショーには読売の(福)記者も参上されたようで。私自身はあんまり積極的にキャラショーを追っかけようとは思わないけど、どうかな、機会があればサイン会つきとかの見に行きたい。

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2004年04月04日

★ はあ、プリキュアンになろうかな。

★ マジモンの五條真由美(主題歌の歌手)登場!! ここらへんで何か切れた私。「DANZEN! ふたりはプリキュア」を熱唱、華麗なダンスの白黒。リハってたのこれかー、うわー、かわいー、かっこいー、ワタクシ頭が春。一旦バックに帰る白黒。五條さんさらに「ゲッチュウ!らぶらぶぅ?!」。五條さん帰る。そこにドックゾーンのナマズ怪人出現。助けてープリキュアー!! さっそうと白黒登場。激しくバトル。怪人、ハンマーを持ち出して凶器攻撃。マジに蹴りいれたりクラッシュしたりみぞおちにハンマーかましたりして、一瞬本気であせった(←かなりダメ)。怪人、二人を捕まえて頭をぶつけ合わせる!! 非道!! そこに司会のお姉さん乱入、一発かます。そして形勢逆転、コンビでスタイリッシュに攻撃、がんばれー、かっこいいー、かわいいー。段取りを間違えたのに気づいたのか二秒ほど石像になるブラックたん。それからのコンビ攻撃が怪しくなるブラックたん。必殺技を決められてアーケードを走って逃げる怪人(あれ、買い物客びびるよな)。二人でポージング。平然とちびっ子に手を振る余裕を見せるホワイトたん。肩で息してもう色んな意味で大変そうなブラックたん。そこに司会のお姉さん、五條さん再登場。「DANZEN! ふたりはプリキュア」をもう一度。踊る白黒。なんだか限界のブラックたん。そしてショーはおしまい。だいたい30分。その後、舞台はグッズ、おもちゃのコーナーに。ちびっ子たち殺到。五條さんのサイン会あったらCD買ったのに。ビバ資本主義。
 さて戻るか、と脇の通路に出たら曲がり角でおそらくバックステージから出てきたホワイトたんと出会い頭。そしたら手を振ってくれたので思わず振りかえして見送る。かぶりもののまま地下街を歩いていく白黒たん……
 今日はその後、買い物と原稿と部屋掃除で日が暮れる。カーテン付け替えたのー。

★ プリキュアホワイト、プリキュアブラック登場。うわ、かぶりもの? リハのときはジャージっぽい私服だったので。まあ、そりゃそうだ、コスプレ女子出ても仕方ない。立体化アニメ顔のかぶりものしてないとちびっ子は認識しないよな。個人的には前者が見たいが(←ダメなで妖精来訪)。
 ざっとストーリの説明。舞台横にあるモニターにメップルとミップル登場、いろいろと掛け合いしながら説明。石がどうたら光がどうたら言葉だけ取るとヤバめのニューエイジ系。それにしても白黒二人のしぐさがいちいちカワイイよ、おい。萌えどころをわかった手の振り方、うなづき方、歩き方。今までてっきり中の人は大学生バイトとかだと思ってたので、まじでリアル年齢な女の子が入ってるとは思わなかった。いろいろと妄想が膨らんで廃人状態の私。

★ がっつり見てきた。プリキュアショーinサンシャイン。ほとんど告知はなかったので、通りがかりのちびっ子連れ一家を狙うというやり方か。立ち止まる大人は親ばかりで、私と同じ匂いのする大きなお友達は一人だけ。うーむ。まずは司会のお姉さん。こんにちはー。もっと大きな声でこんにちはー、のお定まりから。みんなー、ふたりはプリキュア、見てくれてるかなー? はーい! じゃあ、今朝も見てくれたかなー? はい、攻殻機動隊の後に見ました。番組のざっとした説明とグッズの説明、ショーの後でおもちゃで実際に遊べると。うむ、資本主義に忠実だ。

★ 朝っぱらからビデオ返却してきた帰り、池袋サンシャインの中を歩いているとぷりきゅっあ、ぷりきゅっあ♪ 何事と伺うと、ステージで小中学生くらいの女の子二人が踊ってるのですよ、かったるそうに。周りにはスタッフの皆様。も、もしかしてこれはイベントのリハ? というわけでしっかり見学(不審人物でした、スタッフの人ごめん)。ショーのリハってこうやるんだーと勉強になった? やる気ない女の子二人がやたらと美少女。ああ、こういうときにデジカメとか持ってれば!! 買おうかな。

★ 窓の外(と)に草薙素子立つ刹那あゝ朝地震(なゐ)に揺るる硬水

★ まだ日も昇らんうちから起き出して原稿書いてた。しばらくして飽きたので、開店までに返却しないといけないビデオ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』を観る。「ネットは広大だわ」と同時に結構強い地震。本気でうろたえた。とりあえず、これで予習は完璧なので『イノセンス』バッチこーいである。合言葉は2501。

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2004年04月03日

★ 新名画坐にてアニメ二本立て。今敏監督の『東京ゴッドファーザーズ』。………すばらしい。アニメがアニメであることの証明をしてくれる作品に久しぶりに出会えた気がする。絶対に実写では生み出すことのできない「リアル」な東京、大きくデフォルメされた人物たちの表情、そしてクライマックスの「光」へつながるシークエンス。『カウボーイビバップ』といい、アニメ界は信本敬子(一般には『白線流し』が有名か)という天才を得る事ができ、本当によかった。また、だいたい俳優を声優に使うと、某ロリ巨匠のようにどうしようもなくなるのだが、江守徹・梅垣義明・岡本綾の口調、台詞回しは完璧でアニメ的世界に一片の違和感ももたらさないばかりか、映像へのさらなる共鳴を起こしている。飯塚昭三・加藤精三・山寺宏一・こおろぎさとみ(『クレしん』のひまわりなど。もはやこの人は日本一の赤ん坊声優か)・大塚明夫(一瞬出演の町医者。声優界の小沢昭一と呼ばせてくれ)といった脇役陣もすばらしすぎ。絶対に先に声優を決めてから話を書いてるね、これ。そして絶妙のカメラワーク(って言っていいのか?)。どこをとっても隙の無いこの構図を、日本の大手資本映画の連中は見習え。クリスマスに贈られた感動のファンタジー。ツヤタで借りてでも観るべし。
 その後、『ヤマムラアニメーション図鑑』。米アカデミーにノミネートされた「頭山」をはじめ山村浩二の仕事が概観できる。いや、今日はまったくの儲けもの。 

★ 歩道短歌会所属の黒田淑子さんより『岐阜蝶』を頂く。佐藤佐太郎の薫陶を受けた方にふさわしい写生の鋭さ。
    森の間をくれなゐにして昇る日は咲く山茶花にまづとどきたり
    やうやくに雲間より日は海に差し朝虫駅にわづか停車す
    降り立てばむし暑き夜半粘液のごときわたつみくらく拡がる
などはかなりすばらしい歌だと思う。一方キリスト者としての歌も奥が深い。
    梅雨の日に蚊遣り香いぶす古き家われら集りユダを語れり
    使徒たちのもし東洋を巡りなばイエスの肌は濃く描かれしか
    時多く得たるが如き鈍行に会ひにゆくなり死に近き人に
黒田氏はまた、受刑者への短歌の指導に長年尽くしておられる。その他、夫への挽歌やさまざまの山地の光景など一読感銘を受けた。帯文は作家の小島信夫。角川書店刊。2800円。

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2004年04月02日

★ 久しぶりに古本屋漁り。『近代短歌辞典』、中野嘉一『メレヨン島の歌』、伊藤哲雄・荒木幸雄『枇杷の花』、吉原敏雄『概観短歌史』。辞典は前から参照はしていたが手元になかったので見つかって嬉しい。昭和25年刊、左翼的価値観が激しい。例えば久保田正文による太田水穂の解説は、
「芭蕉俳諧の精神を一種の東洋的諦念・静的観念的なリアリズムにまで窄めてしかうけとりえなかった太田は……時局便乗歌人となり、その妻四賀光子とともに美しくない老年を迎えた。……大日本歌人協会の暴力的解散のいきさつにそのみにくさがあまるところなくあらわれている……」。
 ひでえ。 
 まあ、今ではほとんど省みられない歌人の項目が多いのは重宝する。ぱらぱらめくって知ったこと……岩間正男は戦後に参議院議員やってた、大井広は「おおいひろし」じゃなくて「ひろむ」、大熊長次郎は自裁、その他もろもろ。あ、そういや大井広の歌集『きさらぎ』署名入り超美本持ってるんですが。昔ワゴンで拾ったヤツ。今検索したら古書価15000円以上するみたいでびびった。 

★ ばらスィー最高。というわけで『苺ましまろ』3巻読了。はてなにリンクすればいちいち説明書かなくていいから便利ね。最初出たときはただのオタ系ロリ漫画かと思ってたが、ものすごい正統派のギャグ漫画というのが嬉しい。『あずまんが大王』以降に顕著になった「一コマの滞空時間の長さ」と「反復の可笑しみ」の駆使が、可愛さを際立たせている。これを目指している作品は非常に多いが失敗作だらけ。久々のホームランだなぁ。
 それはそーと、『トリコロ』のにわの八重に対する視線といい、『苺ましまろ』の伸恵のアナに対する視線といい、読者が「女の子に萌える女の子の姿」に萌える構造というのは興味深いなぁ。『マリ見て』はこれの極地なのか、また違うのか。

★ 今月下旬ころに刊行される吉屋信子少女小説選第五巻『毬子』(ゆまに書房)の解説を書きました。単行本の解説なんて初めてなので緊張。詳しくはコチラのほうを。単にお涙頂戴の少女物語、などではなく、移り変わりゆく昭和初年の都市生活や価値観の面白さが描き出されている点で、すぐれた風俗観察があると思います。全国の書店にて販売されますのでぜひ手におとりください。
 って、やっと入稿したぁー、とか思ってたら、タイトル付け忘れてたよ。ゲラあがるまでに考えないと。

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2004年04月01日

★ ウワサ確認。ウヴァー。海藍先生のサイトはリンク禁止なので挙げないが、体調を崩し復帰は未定。ラッシュだったし・・・・・・。作家の体調管理は編集者の役目ではないのか。過密スケジュールではなかったか。もとから多産型ではないのは解っていながら・・・漫画業界は人気出るとここぞとばかりに仕事を殺到させるからなぁ・・・とはいえファンが多く望んだのも確かで。

★ トリコロ、トリコロ〜。二巻読了。ざっとした説明はこちら。萌え系四コマだなんて「まんがタイムきらら」創刊時には、どーなるんだろとか思ってたけど、どんなジャンルでも才能と名作は生まれてくるんだなあ(遠い目)。プレミアムファンブック、イメージアルバムの発売も決定して、ついにイベントまで。にわ×八重大量発生の予感。とらのあなでは原画展、しかも先着購買者には複製原画のプレゼントで、発売日の3月26日にはすごい列ができたと。私はそこまでする気力というか平日の午前に並べる人たちって・・・・・・いいね、学生。まあ、見たところあんまり質のいい複製とは思わなかったので。それはともかく海藍先生ダウンで全面休載というウワサが・・・エイプリルフールだよね・・・・・・。

★ 四月は始まったのに『マリアさまが見てる』は終った。最後は匂わせるとかいうレベルではなく、女子の完全恋愛モード突入で直球勝負でしたが。その30分後には『十兵衛ちゃん2』も終わった。春は終りの季節か。それにしても大ボス竹内力えれぇカッコええ。殺陣に打ち震えたよ。で、これからナニを糧にして生きてゆけと。

★ せっかく四月になったし、営団地下鉄も東京メトロとか味気ない名前になったし、増税を企むお上の陰謀で消費税も内税表示になったし、日記もちゃんとすっかな、ということで。出版業界では内税表示、結構揉めたけど、最終的にスリップを挟むことで対応だって。全国のアニメイトとかの中の人も大変だな。

投稿者 Karan : 03:07 | トラックバック